ワークショップ風景 ~「エコクリーンピアはりま産」屋上庭園で育てたさつまいもの蔓を使ってクリスマスリースづくり

昨日は、エコクリーンピアはりまで、リサイクル講座を開催させていただきました。
2市2町(加古川市、高砂市、稲美町、播磨町)の可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみを処理する、兵庫県高砂市の海辺にある施設。

今回は、エコクリーンピアはりまの屋上で育てたさつまいもの蔓を土台に使った、リースづくりでした。
午前の部、午後の部と、年齢を分けて、
幼い子たちを中心に午前の部。
自分のやりたい!を自分でやりきれるように、簡単にボンドでつけていくタイプ。
午後の部は、ちょっと難しくなって、長めの葉などもワイヤーで固定するタイプ。

やり方は少し変えましたが、1日通して共通していたのは、
みなさんに、屋上でどうやってさつまいもが育っていったのか?
さつまいもの蔓って、どういうことに使える?
身近にあるものを楽しんでみよう!
ということ。
屋上庭園の見学にも、みなさんで行きました。

知って、感じて、楽しんでいただけたらなあ、という想いから。

自然のままに、いろいろな形に仕上がっているさつまいもの蔓のリース土台は、好きな形のものを選んでいただきました。
リースは、「こうやって作るんだよ」、と伝えるいうよりも、
「こうやってするのはポイントだけど、こうもできるし、こうもできる。自由に自分がいいなという風にやっていいですよ」、というスタイルで。
私はくるくるとみなさんの間をまわりながら、ちょっとしたコツをお伝えしたり。

コットン(綿)は、引き出して雪のように使うこともできるよ、綿の部分には種があるね、はずしたら、見て!こんな形で飾りになるよ。
と、ひとつの植物をいろいろな角度から楽しめるように。

お持ちした植物も、まったく知らない、より、少しでも身近にありそうな植物たちを。

午前の部は、仕上げにリボンを使いたい人は使ったのですが、お持ちしたリボンの一部は、私が普段使用していて、長さがちょっと足らない、などの理由で、お仕事では使えなくなってしまった子たち。
こんな小さなことからも、捨てずに大切に使う感覚が、なんとなーく伝わるといいなあ、という想いで。

テーブルに準備させていただいた新聞のゴミ箱も、
ひとつは、植物の端材入れ。
もうひとつは、ワイヤーなど。
分けてもらいました。
植物は、燃えるゴミではなくて、私は土に返しているので。

午前、午後、共に、みなさんのアイディアが素敵で、見ていてわくわくするようなリースが出来上がりました。

おうちの近くで拾った植物や、お庭の植物を、ご自宅で足していただくのも、きっと楽しいですよね!

この度は、ご縁を繋いでくださった皆さま、そして、昨日、準備や片付けなどいろいろとお手伝いくださったエコクリーンピアはりまの皆さま、ありがとうございました。
エコクリーンピアはりまは、事前に連絡を入れると、ごみ処理の見学もできますよ!

ARCHIVE