ワークショップ風景 ~摘み草リースづくり

昨日は、「てらもとおやつ店」さんで「摘み草リースづくり」の会でした。
植物たちは、みなさんのおうちからの持ち寄りの子たち。
おひとり、またおひとり、到着される度に、テーブルの上に植物が増え、その豊かな種類や香りに心躍る、そんな準備時間でした。

リースの土台は、てらもとおやつ店さんの窓から見える、藤棚の藤の蔓。
「剪定したこの蔓たちで、何かできない?」
そんな相談を頂いて、
「こんなことやってみたら、楽しそうじゃない?」
と計画した今回の会。

私自身も、お料理の持ち寄り会をしたことはあっても、植物の持ち寄り会ははじめて。
どんな植物が集まるのかな。
どれぐらいの量になるかな。
同じ植物が重なっちゃうかな。
どきどきとわくわくでしたが、本当に、多種多様、今の季節そのままの、植物たちが集まりました。

あいにくの雨でしたが、窓の外には、土台となった藤が、花をふわりと咲かせていて、いいタイミングだったなあ、としみじみ。

お好きな植物を好きなように選んでいただいて、

形や大きさの異なる藤の土台に植物たちをあしらっていく。

難しい、でも、その難しさが楽しい、というような、そんな、自由気ままな会。
私はくるくる皆さんの間を巡りながら、形にしていくコツを伝える。

おひとり、最後まで、植物と向き合って作ってらっしゃった方の写真を撮り忘れていることに気づき。。。本当にすみません。。。

良き時間でした。
藤の土台は何度でも使えます。
また、おうちに帰って、おうちの植物を足したり、時が経てば、一度植物を外して、別の植物をあしらってみたり。
おうちとお外を繋ぐような、季節の植物を気軽に楽しむそんなヒントのような、何かが、お伝えできていたら嬉しいなあ、と思います。

そしてまた、てらもとおやつ店さんの藤が、元気にぐんぐん蔓を伸ばしたら、持ち寄りの会を開きたいなあ、と思い描いています。
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました!

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