ワークショップ風景 ~オリーブリースづくりと草木染め

たくさんの雨が降った翌日、オリーブづくしの1日でした。
ごはんとお茶ここの木」さんで開催した、オリーブリースづくりと草木染めワークショップ。

ここの木さんのお庭に大きく育つオリーブ。
山のように積まれたオリーブの枝を贅沢に使いながら、リースづくり。
お庭の他の植物も少し摘ませていただいて、たっぷりと束ねる方や、ふわりと枝の動きを楽しみながらナチュラルに束ねる方。
それぞれのお楽しみ。

リースには使いづらい、太い枝の部分の葉は、リースを作りながらちぎって、お鍋の中へ。

ことこと煮ながら、染液を作っている間に、ここの木さんの美味しいごはんをいただきました。
優しい味に、みなさん、笑顔が溢れる時間。

ふわふわでみなさん、感激していたデザートと珈琲も楽しんで。

ひと息ついたら、染めの時間。
くつくつ煮られたオリーブは、栗のような?芋のような?なんだか美味しい香りがする!と、みなさん、香りをくんくんしながら、それぞれ、染めてみたいなとお持ちになった布たちを、お鍋の中へ。

植物から色をいただく不思議。
その植物のその色そのまま、でもなく、染液の色、そのままでもない不思議。
媒染液につけた時に色の変わる瞬間を、子供のように、わくわく楽しみました。
色止めなどの効果がありますが、何を媒染剤にするかによって、色が変わる驚き。

ひとつは、渋く仕上げる鉄媒染。

ひとつは、鮮やかに仕上げるアルミ媒染。

一番最初に引き上げて、絞りの模様があらわれた時の、感動。

最後に、まだ余っていた枝葉。
くるりとこんな感じで簡単に、ナチュラルなリースが作れますよ、とご紹介したら、みなさん、夢中でくるくるタイム。

あっという間の1日でした。
こんなに贅沢にオリーブを使って、オリーブを楽しむ1日は、私もはじめて。

また来年。
ここの木さんのオリーブが、元気に育っていたら、同じような会ができたら楽しそうだなあ、と思っています。
ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。

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