レッスン風景　～春の花を飾る

昨日は、アトリエレッスン。
今月は、マンツーマンでゆったりと。

軽やかでみずみずしい、今の季節らしい花たちを、器に活ける時のコツをいろいろとお伝えする会でした。
気軽に、1本から、数本から、お店で買ったり、お庭から摘んだり、楽しんでいただけるように。

ずらりと並べた花器の中から、お好きなものをお貸し出して、自由に使っていただく日。
いくつか違うタイプを試してみてもいいし、ひとつの花器とじっくり付き合ってもいい。大小サイズを組み合わせてもいい。
そんな、やってみたい、をやってみる、日。

まずは、1本飾るなら？どんなバランス？どの角度？どういう花が素敵？

そして。。。2本になった時のバランスは？

長く軽やかに活けたい時は、どんな感じ？

ひとつひとつを丁寧に試す度に、
「ああ、これはこれで、もう、何もしなくてもいいかも。」
とおっしゃってくださっていましたが、ひとつひとつが完成形。
足しても、引いても、違う魅力が生まれる花たち。

花を足してみると、また、雰囲気が変わる。

カットして、ぽんっと投げ入れる。
その前に、その植物それぞれの個性を眺めて、愛でて、こういう感じが似合いそう。
そうやって、ちょっと考えてみる。
そんな時間は、贅沢で、素敵な時間じゃないかなあ、と思います。

ミモザの黄色の次は、桜のピンク色。
そんな気分で揃えた花たちでした。

私自身も、楽しい会でした。
また、こういう花を活ける会、やりたいなあ、と思います。

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