ワークショップ風景 ~暮らしを紡ぐ手仕事の会 ~綿の種取りからはじめる針山づくり

数日前は、2回目の暮らしを紡ぐ手仕事の会の日でした。
1回目は、布ナプキンをちくちく手縫いで作ってびわの葉染めしましたが、今回は、綿の種取りからはじめる針山づくり。

くるりと皆でこたつに座り、種まきから綿ができるまでの話、オーガニックコットンのこと、無農薬のお野菜のこと、信頼できる病院の話、布ナプキンの話、藍染の話。。。
はじまりは、綿ですが、そこから、それぞれ今、気になっていることに話が続き、手と口を、動かす時間。

まずは、綿の中の種を取り出す作業。

小さな針山にも、たっぷりたっぷりの綿が入るので、たっぷり準備。

好きな布を選んで、好きなサイズにちくちく。
綿を入れて、普段使う時に破れないように、縫う時のコツも教えてもらいながら。

最後は、くるりと引っくり返して、綿をたっぷり詰めて。

5歳の小さな男の子は、この日、はじめて、針に糸を通す経験を!

そして、ひと差し、ひと差し。
ちくちくちくちく。

この、ちくちく手縫いをしながら、ゆったりと皆で話をする時間は、本当に素敵だなあ。
やっぱり手縫いっていいなあ。
って思った時間でした。

針山が出来上がった人も、途中になった人も、それぞれですが、それぞれが、それぞれのペースで。
手作りの針山があると、ちょっとしたお直しなど、日常の中での針仕事も楽しくなりそうで、わくわくします。
私は、ひとりめの子供が生まれた時に、スタイやよだれ拭きをはじめて手縫いした時の、想い出の余り布を使いました。

この日は、お菓子をつまみながら、飲み物を飲みながら、の会。
お手拭き用に、お越しになった時に、せいろで蒸したホットタオルをお出ししました。
ローズマリーの香りを添えて。

また、この場所で、集える日まで、それぞれの日々の中で、それぞれの時間を楽しめたらなあ、と思います。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

———————————————————————————————————–
皆でわいわい、季節に寄り添いつつ、余白のある、自分らしいものが作りたい。
そんな方には、今後のワークショップ情報(単発)はこちら

希望の日時に合わせて、こだわりのものを作りたい。
そんな方には、アトリエでのオーダーメイドレッスンの詳細はこちら

自分の家で、仲間同士、楽しくわいわい作りたい。
そんな方には、4名様以上で出張レッスンもお受けしています。

 

ARCHIVE