ワークショップ風景 ~藁を綯って作るしめ飾りづくり

昨日は、農家さんが、大切に大切に育てた無農薬のお米。
手刈りをして、天日干しをして、そして、手元に残った藁たちを使って、藁を綯うところから始めるしめ飾り作りのワークショップでした。
基本の植物たちは、準備しましたが、水引きの色や本数は自由、他の植物を足すか足さないかも自由。
手元にある植物をすべて使うかどうかも自由。
ご自宅の飾る場所を想像し、飾りたいサイズ感や雰囲気をイメージし、それぞれがお作りされたしめ飾りは、どれも、本当に素敵に仕上がりました。

最初にお部屋に入っていただいた際には、そこには藁はなく、あれ?という感じですが、説明の後、外に出て、藁があった場合、どんな下準備をして綯うのか、自分自身でもやっていただけるように、一から全てをお伝えしながらすすめました。
清々しい藁の香りに気づいてくださる参加者の皆様。
この香りをかぐと、なんだか、しゃきんと背筋が伸びるような、そんな感じが私にはあります。

藁を綯う作業は、もちろん、おじいちゃんおばあちゃんがされていたように、ひとりでもできるのですが、今回は、よりやりやすいように、共同作業!
おふたり一組で協力しながら綯っていただきました。

協力するので、はじめましての皆様も、どんどんお互いに仲良くなり、賑やかで、楽しい雰囲気に。
小さな子達もお手伝い。
自分自身の手の中で、藁から綯って、しめ縄にし、そして、しめ飾りを作る。
この作業は、やってくる新しい年に願いを込める作業。
大切な、祈をこめる時間。

なぜしめ飾りを飾るのか、しめ飾りの歴史、綯い方、いろいろなお話をお伝えしながら、みなさんで、一緒の時を過ごしました。

お疲れさまでした!
きっときっと、良い年がやってきます。

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