ワークショップ風景 ~暮らしを紡ぐ手仕事の会 ~縫って染める布ナプキン

手を動かし、口を動かし、みなが思い思いに過ごしながら、普段気になっていること、興味を持っていること、他の方の話を聞いてみたいこと、ゆるゆる話をする、そんな会。
「暮らしを紡ぐ手仕事の会」を、昨日開催しました。

昨日はとてもお天気がよく、暖かかったので、縁側の窓も、玄関の扉も、開け放ち、外と内がつながる、そんなオープンな部屋で。

みなさんに、最初に、私自身が天日干しした、枇杷の葉茶をお味見してもらいながら、染め用の枇杷の葉をカットして、お鍋へ。
ハサミを使っても、手でちぎっても、自由に。
手で触れると、植物をより身近に感じる気がします。
枇杷の葉は、当日の朝、畑から摘んできた、摘みたて。

ことこと枇杷の葉を煮ている間に、ちくちく時間。
布ナプキンホルダーを、手縫いしました。

みほさんがご準備くださったレシピを見ながら、自分自身で作る時の布選びのポイントや、布の種類と肌触りの違いを手で触って感じる。
オーガニックのコットンに、オーガニックの糸を使って。

できあがった布ナプキンは、綺麗に色が出たお鍋の中へ。

おひとりは、小さな赤ちゃんと女の子のお子さんを連れていらっしゃっていましたが、赤ちゃんをみんなで抱っこしながら、癒やされました。

枇杷の葉を使ったお手当、オーガニックコットン、買い物、洗濯洗剤、梅酢活用法、せいろや土鍋の話、予防接種、普段のおやつ、などなど、手を動かしながらみなさんで話した内容は、本当にいろいろで。
それぞれが知っていること、思っていることを、へえっ!と学びながらの会でした。

最後にお出しした、おにぎりとお味噌汁の軽めのお昼ごはん。
昨日精米した、3分づき米のお米に、黒米を入れて炊いたおにぎり。
根菜たっぷりの秋らしい重ね煮味噌汁。
梅干しと味噌汁は私自身が昨年作ったもので、味噌汁のおネギは、庭で育てているものを、ちょんっと摘んできて、その場でお味噌汁の上にちらしました。

みほさんが、ほしい方の手元に届くように準備してお持ちくださった布ナプキンや、お洋服たち。

もっともっと時間が欲しかったな、と感じる、あっという間の時間でしたが、それぞれが、それぞれに、なにかのちょっとしたきっかけになるような、体がゆるっとなるような、そんな時間を過ごしてくださっていたら嬉しいなあ、と思います。

さて、次回は、この場で、いつ頃、何をしようかな。
もしも、リクエストなどもありましたら、おっしゃってくださいね!

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