ワークショップ風景 ~中秋の名月に供えるすすきスワッグづくり

昨日、世田谷ものづくり学校で開催した、「中秋の名月に供えるすすきスワッグづくり」の会でした。
いつもと異なり、エントランスでの開催だったので、新しく、受付にできた木のカウンターに、出来上がったスワッグを吊り下げて、ぱしゃり。

ボリュームたっぷりに作られた方。。。軽やかにすーっと作られた方。。。実ものたっぷりに作られた方。。。
それぞれの植物の枝ぶりや形と組み合わせが素敵でした。
すすきは、乾いてくると、ふわっと大きく広がってくるので、おうちに飾って愛でながら、いろんな変化を楽しんでいただけたらな、と思います。

前日には止む、と思っていた雨が、午前中はまだ降っていて、、、そんな中、ご参加くださった皆様とは、雨が止んだ瞬間に外に出ましたが、降ったり止んだり。
雨の中の花摘みとなりました。

それぞれが、自分の摘んできたお気に入りの植物たちと向き合う時間。。。

お茶菓子には、お月見団子をお出ししました。
中秋の名月のお話を少しさせていただいて。

お団子の下に添えた葉は、お庭で摘んだタイサンボク。
楊枝は、お庭の月桂樹の枝から数日前に私が作ったもの。
楊枝の箸袋は、一緒にお庭仕事をしていて、当日手伝ってくれたかよさんの手作り。
お出ししたお茶は、お庭で摘んだ、レモンバーベナとミントとよもぎのお茶。

最後まで、お庭づくし。

私自身も、このお庭を訪れるようになって、今までよく知らなかったたくさんの植物と出会い、そのたくさんの植物の命をおすそ分けしてもらって、日常の中で使う、そんな生活を素敵だなあ、と日々学んでいます。

来月のお庭でのワークショップは、10/13(土)。
来月主役の植物は、オリーブです。
お茶菓子も、オリーブにちなんだものにしたいなあ、と考え中です。

この場所に来られるのがはじめての方も、もちろん、多いのですが、何度か来たことがあった方が、
「こんなにいろいろなものが育っていると知らなかった」
と興味を持ってくださって、ああ、嬉しいなあ、と思った日でした。
「自分で自由に摘める」、そのことに興味を持ってくださってご参加くださる方の多いワークショップ。
その月ごとに、お庭が見せる表情を楽しんでいただけたらな、という想いで、お庭をぐるりと回りながらご紹介していますが、お庭は日々変化し、先月のワークショップでは、まだ小ぶりだったすだちは、まんまると大きく育ち、まだ緑だった南天やピラカンサの実が少し赤く色づき始めていました。

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