ワークショップ風景 ~草木染めマスクづくり(タデアイの生葉染め)

草木染めを楽しむ、そんな会を、昨日、開催しました。
タデアイの生葉染めで生まれる、優しく淡い水色でマスクを染めたいね。
そんな言葉から始まったこの会は、マスクを染める方、お持ち込みの服や布を染める方、それぞれの想いのままに、自由に楽しむ会となりました。

今の季節の色を、植物から分けてもらう。
そんな気持ち。

みなさんと庭で摘んだタデアイは、グリーンジュースを作って、布を浸します。

グリーンの水にぷかんと浸かった布は、引き上げると、綺麗なブルーに変化する。
何度見ても、感動する時間。

染める布の種類、織り方によっても、色のあらわれ方が変わるのが、また、魅力的。
シルクは、より、色が入りやすいので、しっかりとブルーに。

コットンのマスクは、淡い優しいブルー。

昨日は、
「キハダ持っていきましょうか」
そんなお声がけをいただき、急遽、キハダ染めも。
木の皮。
こんな黄色が隠れている不思議。
こちらは、ジュースではなく、ぐつぐつにて色を煮出す。

あらわれるのは、黄色。

そして、ここからは、重ね染めの色実験。
キハダとタデアイの出会い。
キハダの黄色に染めた後に、タデアイの生葉で染めると。。。
あらわれるのは、グリーン(手前のマスクの奥に干している色)。

最初の1枚の写真が、その3種類の色のマスクを並べたもの。
左から、タデアイの生葉染め、真ん中が、キハダとタデアイの重ね染め、右が、キハダ染め。

マスク生活も、心地よくなりそうですね。
生まれてくる小さな子のためのお洋服や、着物に合わせたいと染めたシルクの布、バッグ。。。
それぞれが、それぞれの場所で、わくわくとする、そんな布となりますように。

日々の生活の中で、身近にあるものを、気軽に染める会。
また、別の季節にもやりたいなあ、と思っています。

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